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妊娠中の漢方薬

漢方の本には、明らかに流産や奇形児出産のリスクがあるもの(漢方薬)は禁忌と書かれ、それ以外の漢方薬はすべて妊娠中の内服に対しては安全性が確立されていないと書かれています。薬として飲むものであり、妊婦さんに実際に内服させて実験しているわけではないので安全性が確立されていないのは当然のことと言えます。

例えば、21番の漢方薬の小半夏加茯苓湯は、妊娠嘔吐(つわり)に使われる漢方薬の1つですが、この漢方でさえ妊婦の安全性は確立されていないと書かれています。つまり安全性が確立されているものは1つもないということです。

ただ、そう考えてしまうと普段当然のように飲んでいるいろいろなお茶(カフェインを含まないものでも)も薬効がある漢方であり、安全性が確立されていない事になります。ですから妊娠中は何も飲まないのが一番安全といえます。

お茶と同じと考えればたいていの漢方薬は飲めますが、服用しない方がよい漢方薬は、成分に、麻黄(発汗剤)・附子(体を温める)・桃仁(血行促進)・牡丹皮(血行促進)・大黄(下剤)等が入っているもので、これ以外のものはお茶と同じでたいてい服用できます。

ただ、前にも書いた通り安全性を実験で確立しているわけではないので、飲まないのが一番無難です。

服用に際しては漢方薬に詳しい医師に相談することをおすすめします。
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