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甘いものは脳を活性化させる→甘いものは多く摂取した方が良い?

甘いものが脳を活性化させるということを聞いたことがある人は多いと思います。

 

まず、次の事を知っておきましょう。

脳が栄養として利用できるものは、甘いものに多く含まれる糖質(ブドウ糖)だけだということ。そうなると糖質ばかり接種すればよさそうに思う人は多くいると思います。

 

例えば、

試験前や勉強前に脳を活性化させるためにチョコレートをたくさん食べようという人がいたとします。

チョコレートを1個食べるより5個食べた方が脳がよく活性化し、頭がよく働くでしょうか?

 

→答えはノーです。

なぜかというと、食べた糖質が脳に作用してくれるのはほんの一部で、食べたチョコレートが全部脳で利用されることはないからです。

今後、健康に大変重要な糖代謝をコラムで説明する予定ですが、甘いものばかり接種するとこの糖代謝を悪くしてしまいます。

 

 

接種した糖質の行方は?

たくさん接種した糖質の多くは脳には行ってくれず、皮下脂肪や内臓脂肪に置き換わることになるでしょう。

したがって、頭を働かせたいために意識して甘いものを摂取してもほとんど意味がないといえるでしょう。

 

 

ではどうすればよいか?

前述しましたが、

脳が栄養として利用できるものは、甘いものに多く含まれる糖質(ブドウ糖)だけです。

しかし、接種した糖が脳で利用されなければ、当然脳は活性化されません。

したがって、やたらに糖質接種を意識するのではなく、糖質の吸収と働きがよくなるようにすれば、脳が効率よく糖質を利用できます。そのためには前述の糖代謝が深くかかわりますが、一言で説明できる内容ではありません。糖代謝については今後少しずつ説明する予定です。

どうすればよいかの答え=糖代謝を良くすればよい です。