3回目新型コロナワクチン接種しました 副反応を軽減させるコツ
昨日、3回目の新型コロナワクチンを接種しました。
2回目接種から7か月半後です。
12/21から予約開始で、今回は次の日が休みの土曜日を選びました。
■本日(接種翌日)の体調
明らかなのは、1・2回目と同様に穿刺部位の痛みがあるくらいです。肩が上がらないほどの痛みではありません。
なぜこの程度の副反応で済んだのか。全ての人に当てはまることはないと思いますが自分なりにどのようにしたかを説明します。
副反応が出るのは個人の体質だからしょうがない、と思わずに、色々工夫すれば副反応が最小限で済む可能性もあります。自身が実践したことを今回のコラムに書いておきます。
体力が全然ないという人にはお勧めできない内容ですが、比較的体力がある人ならおすすめできる方法です。
発熱はありませんでしたが・・・発熱していたかもしれません。これは後述します。
■翌日に副反応(特に発熱等)が出ないようにするには・・・
2回目の感想の時に書きませんでしたが、2回目の時と今回意識して実践したことを伝えます。このおかげで副反応が最小限にできたと思っています。
次の❶❷のうち❶は、2回目の感想で書いた通りです。
❶接種前日と接種日(特に接種日)は早寝する。
ワクチンを打つと、免疫反応で新型コロナの抗体が作られます。抗体を作る力は、体調が良いほど強くなります。そのため、接種前日に早寝して体力を温存するのです。
また、安静にすることで抗体を作る効果が高くなるので、接種日も早寝して睡眠時間を長くし、抗体を多く作れるようにします。これは、風邪を引いたときに早く寝た方が良いのと同じ理屈です。
小さなお子さんと同じくらいの睡眠時間をとると良いでしょう。
自身は、2日間は夜9時前に布団に入りました。この位早く寝た方が良いです。
❷睡眠中が勝負
副反応の頻度が高い発熱が、3回ともなかった、と書きましたが
実は
2回目と3回目接種日の夜間睡眠中、体がポカポカしていました。
熱を測りませんでしたが、もしかしたらその時に発熱していたかもしれません(翌朝は体力を少し消耗した感じはあったので、夜間は発熱していた可能性があります)。
この睡眠中のポカポカこそが、とても大事なのです。
❸早寝して体をポカポカさせることで、翌日の副反応を軽減
ポカポカしているのは免疫反応がよく働いているからで、抗体を多く作ります。つまり、ワクチンの効果を強くします。
また前述したように、睡眠中は(安静にしているため)免疫反応がよく働くので、接種日の睡眠中にポカポカさせるのはとても大事だと言えます。
■ワクチン効果を高めるコツは風邪初期に気をつけることと全く同じ
風邪を引くと、体内で風邪ウイルスの抗体を作ります。安静にしないと抗体は効率よく作られず、風邪が長引く原因になります。
ワクチンも同じ理屈で、効果を最大限に出させるには安静にすることが極めて大事です。
また、ポカポカさせることも大事なので、安静時にポカポカさせることが一番良いと言えるのです。
ポカポカさせること=発熱させることとも言えますが、
この発熱・ポカポカは抗体を作っている(免疫が働いている)サインといえます。
体力に問題ない場合はあえて夜間睡眠中に発熱させることで一気に免疫反応を起こさせ、翌日からの副反応を軽減できるのです。
これは風邪を引いた初日に安静にしてたくさん発汗させて早く治すのと同じことです。そうすれば体力を使うけど翌日以降の風邪症状は治まるのです。
自身の場合は睡眠中にポカポカしてもあえて布団をかぶったままにしました(発汗したかはわかりませんが暑いくらいの状態を保つようにしました)。ここを乗り切れば睡眠中に免疫がよく働き、翌日の副反応も軽減することが期待できるからです。
翌朝起床後はポカポカはなくなっており、体温測定しても平熱で、少し体力を消耗したような感覚があるだけでした。
接種日の十分な睡眠やポカポカを軽視してしまうと、翌日の日中に発熱してしまう可能性があります。(接種当日の)睡眠中の安静時に発熱した方が良いということです。
■体力がある人は解熱剤を使わない方が良い
発熱する前に、予防的に解熱剤を内服する人もいるようです。
これはおすすめしません。
発熱している=新型コロナの抗体を作っている
と言えるので、無理に解熱させたら抗体量が十分できず、ワクチン効果も低くなります。
解熱剤を使うのは、症状がとてもつらい場合のみにした方が良いでしょう。
これは、風邪の場合でも同じです。
■体力がある人は・・・
風邪初期に、あえてポカポカさせて(発汗させて)風邪ウイルスの抗体を作らせるように治療することがあります。
そうさせる代表的な薬は、漢方薬の葛根湯や麻黄湯です。
体力がある場合は、初期に徹底してポカポカさせることにより1日で風邪が治ることもあります(安静も重要)。逆に初期を逃すと早く治す方法がなくなります。
新型コロナワクチン効果も同様に、すぐ(接種当日)にポカポカさせることで効果が高くなるうえに、副反応が翌日以降出ないこともあるのです。
自身が実践したのがその方法なのです。
まとめると、
接種当日の睡眠は早くし、睡眠中にたくさんポカポカさせることでより免疫反応が強くなり、翌日以降の副反応を軽減させることが期待できる
ということです。
■解熱剤と漢方薬(葛根湯・麻黄湯など)について
前述したように、葛根湯や麻黄湯はポカポカ発汗させて免疫反応の手伝いをしてくれます。
体力がある場合は、接種日にどちらかを内服するのも良いでしょう(発汗させるのに体力を使うため体力がある人向き)。
風邪初期に葛根湯や麻黄湯を内服して1日で症状が出なくなることがあるのと同じように、
新型コロナワクチンの場合も上手くいけば夜間のみ発熱して翌日の副反応が出なくなることも考えられます。
自身は漢方薬を内服しませんでしたが、睡眠中に体をポカポカさせることを強く意識した結果、翌日からの副反応を軽減できたと思っています。
体力を使いたくない(消耗したくない)、又は体力がないという人には葛根湯や麻黄湯はおすすめしません。睡眠中も暑く感じたら布団をはいで、翌日発熱したら解熱剤を使う方法をとった方が良いでしょう。
ただし、それほどつらくないのに安易に解熱剤を使うと、ワクチン効果は弱まります。
なぜなら、発汗させて体力を使わせることで高い効果が出るものだからです。