HOME > 医師コラム > 処方箋写メ→薬局に送信  DIY

処方箋写メ→薬局に送信  DIY

 

 

■薬局での待ち時間短縮 スムーズに薬を受けとれる「つながる薬局」

 

 

最近、

 

「つながる薬局」

 

を利用する患者さんが増えています。

 

 

「つながる薬局」のシステムは、薬局での待ち時間を減らすために考えられた便利なシステムです。

 

 

 

どのようなシステムかというと、

 

LINEから(写メで撮った)処方箋画像を薬局に送信して薬の準備をしてもらい、準備ができると完了通知が届き、そこから薬をとりに行けるシステムです。

 

 

 

 

「つながる薬局」を利用することで待ち時間を短縮できスムーズに薬を受けとれるので好評のようです。

 

 

 

 


 

 

 

■院内で写メしやすい台をDIYすることに

 

 

「つながる薬局」を利用する患者さんは多いようです。

 

写メする場所は、院内の受付だったり、待合の椅子の上だったり、患者さんによって色々です。

 

 

 

今回、写メしやすいような台を作れないかを考え、DIYすることにしました。

 

 

 


 

 

 

■使いやすいようにするためのこだわり

 

 

こだわったのは、次の2つです。

 

片手で簡単に処方箋をセットでき、撮影後も簡単にとりだせること

❷撮影しやすい高さと角度に設置すること

 

 

 


 

 

 

■ダイソー商品の差し込みクリップは簡単にセットできて良いが・・・

 

 

マグネットやクリップで処方箋を固定する方法も考えたのですが、どちらも両手を使う必要があるという理由で却下しました。

両手でも良いかもしれませんが、できるだけ少ない手間でできる方が良いと考えたのです。

 

 

今回採用しませんでしたが、

ダイソー商品で、片手で差し込めるものを見つけました。

 

 

画像左側の長い方の長さは、A5処方箋の横の長さとほぼ同じなので使うなら長い方が良いと思います。

これは片手でセットできるので良いと思いましたが、以下の理由で不採用にしました。

 

●差し込む場所が少し分かりにくい

●差し込むと上部真ん中の「処方箋」の文字が隠れる(隠れても薬の名称部分は写るので問題はなし)。

●DIYとしては簡単すぎて面白くない(DIYと呼べるレベルではないかも)。

 

 

 

 

 

 


 

 

 

■シンプルで簡単な台をDIY

 

今回作ったのは下のようなもので、簡単DIYです。

材料は過去にDIYした際に余った端材で、シナ合板とヒノキ材とスギ材です。

壁に固定しました。

 

 

使いやすい高さは身長により変わり、決まった答えもなく、この位かなと思う高さにしました。

 

処方箋を上から差し込んで写メし、終わったら上からとります。片手で簡単にできるので使いやすいかな、と思います。

少しだけ傾斜をつけて、撮りやすい角度にしました。

 

 

 

 

 

塗料は、今回初めて使った「オールドウッドワックス」です。

 

 

とても塗りやすく、匂いもほとんど無く、また乾燥も早くて気に入りました。

今後も使ってみようと思っています。

 

 

ついでに、最近使うようになったゴリラボンドです。

 

 

 

 

 

早速患者さんが利用してくれていて好評なので、嬉しく思います。

 

当院に来院される患者さんでつながる薬局を利用している場合は、是非ご利用ください。

 

また、

「つながる薬局」をまだ利用していない患者さんで、希望される場合は受付に声をかけてください。