院内の手作り作品③
前から作ろうと思っていたお知らせボードを作りました。
以前ホームセンターで購入して、何を作るか思いつかずに眠っていた木を使って作成しました(下写真)。
【桜の木】→上下の横のかまち
【栗の木】 →左右の縦のかまち
【マホガニー はんの木】
マホガニー→上下をつなぐ2本の脚
はんの木→一番下の2本の支え
【樹種不明】→上下の下の部分の支え
桜の木に曽野医院の文字を入れました。
下にはどんぐり人形を作って可愛く飾りました。
どんぐりが座っている木は、公園で拾ってきた桜の木の枝です。
桜の木と栗の木は45度で接合し、補強材(焦げ茶の部分)を入れました。これで頑丈に接合されます。
上と下をつなぐ細い棒(マホガニー)は華奢(きゃしゃ)に見えますが硬い木であり、さらにホゾ継ぎという頑丈な接合方法で上下をつないでいるので簡単には折れないし外れません。焦げ茶の木とオレンジ色の木(はんの木)は、溝を掘って段差をつけてはめ込む接合方法で接合されています。
横から見るとこういう感じです。
額縁と全く同じ構造で作っており、裏側には4つの留め具をつけています。この留め具だけはビスを使っていますが、他はビスを一切使っていません。
留め具を外すと、裏から見て奥からアクリル板、お知らせの紙、板の順に入っています。年末年始が終わったら、次のお知らせに入れ替えて繰り返し使えます。
塗装は、木の色をそのままにしたかったので、クリア塗装にしました。
木工の面白さは何でもそうですが、作り方やデザインに決まりがなく自由に発想できるところです。